【書籍掲載】弊ポートフォリオについて、そしてzineのこと
■はじめに
2025年2月にBNNから出版された『作品集のつくりかた』に、弊作品集(ポートフォリオ)が参考事例として掲載されています! 著者は、編集者の宮後優子さん。
(余談ですが、宮後さんとはこれまで、2冊の本『私の好きなフォントのはなし』、『ロゴデザインのコツ』でご一緒したことがあります✨️)
■『作品集のつくりかた』のこと

関連イベントが増えたりメディアで取り上げられるなど、zineづくりがまた再注目されてきています。この本はそんな方に向けて、ページ構成、中ページ編集、中ページデザイン、表紙デザイン・造本と章立てし、紹介している一冊です。全178ページですっきりコンパクトなのに細部まで押さえられていて、心得のある方が読んでも学びがあると思います。流通時や卸先で起こりがちなプチトラブル(色焼け・汚れ・傷みなど)を紹介した表紙の耐久性ページは、個人的に特に知識を得ました。
■弊ポートフォリオのこと

このポートフォリオの収録内容について。一般企業関係者との商談会用に作ったので、書籍デザイン実績に絞らず、名刺・チラシ・パンレットなど広く収録しました。
レイアウトについては大まかなフォーマットを決めつつ、見開きごと・全ページでのリズム感を心がけました。写真を撮影した時期がバラバラだったので、細かく色調整してタッチを合わせたり、さらに表紙にPP貼ったりして、コストがかからない範囲でこだわったので、このように紹介してもらえてとっても嬉しいです😀。
■過去に作ったzineなどについて
振り返れば、zineが最初に流行ったのは15年前くらい?? その頃自分はイラストレーターを目指していたので、イラストをまとめたものをTHE TOKYO ART BOOK FAIRで販売したような気がします。

さらにデザインを始めてからは、作品集ではなくデザインポートフォリオとして、糸綴じ製本をしたり表紙に箔押ししたり、やってみたいことを試す機会として、数年ごとに作っています。

その他依頼を受けてデザインしたものも。限られた予算の中で工夫して製本や印刷にチャレンジできるところがzine制作の魅力ですね。


■最後に
2023年には、日常生活での心の揺らめきを、欠片を拾うようにしてまとめた小さな絵本のようなzineも作りました。とにかくできる限り自分の手で作ろうと思ったので、面付けデータをレトロ印刷で両面刷りして、自分で断裁して、さらに製本して、、、。かなり大変でしたが、とてもかわいくできました。

これはstoresで販売してます〜🚀